名古屋市の心療内科／アスペルガー症候群・発達障害・自閉症・ADHD・注意欠陥多動性障害／ファミリーメンタルクリニック

「発達障害」とは、言葉や対人関係の発達が、生まれつきゆっくりだったりアンバランスがあったりして、生活に支障を来す状態を言います。発達障害の主なものとして、「自閉症」「アスペルガー症候群」「注意欠陥多動性障害(ADHD)」が挙げられます。
(1) 自閉症・アスペルガー症候群
「自閉症」とは、1.言葉や表情などでのコミュニケーションが不得意、2.対人関係が不得意、3.こだわりがある、という3つの特徴がある発達障害です。以前は稀なものと考えられてきましたが、最近では全人口の約2%に認められ、知能も平均範囲の方も多いことが明らかになりました。
このように言葉の遅れが少ない自閉症のタイプを「高機能自閉症」、あるいは発見者のハンス・アスペルガーの名前から「アスペルガー症候群(またはアスペルガー障害)」と呼びます。
これら自閉症・アスペルガー症候群をあわせて、「自閉症スペクトラム障害」「広汎性発達障害」と呼ぶこともあります。
(2) 注意欠陥多動性障害(ADHD)
注意欠陥多動性障害(ADHD)とは、1.注意集中が長く続かない、2.よく動く、3.衝動的、という3つの特徴がある発達障害です。しかし周囲の環境が整えば、元気な子どもとして楽しく生活している方もたくさんいます。注意欠陥多動性障害に有効な薬物(コンサータ、ストラテラ)もあります。
以前は自閉症やアスペルガー症候群とは別の障害と捉えられてきましたが、実際には自閉症・アスペルガー症候群と、注意欠陥多動性障害(ADHD)の双方の特徴がある子どもたちもたくさんいます。

普通の医療機関と同じで、保険で診療できます。「子ども医療証」や「障害者医療証」をお持ちの方は無料です。他にも「自立支援医療」を利用すれば、通常の3割負担を1割に軽減することもできます。

ご家庭の環境が安定することも重要なため、ご家族も含めてご相談にのります。初診のときはご本人の来院が必要ですが、再診はご家族の方だけでも構いません。

必要に応じて精神安定剤、抗うつ薬、睡眠導入剤、ADHD治療薬(コンサータ、ストラテラ)などを処方することがあります。少量から慎重に処方していきますが、ときには眠気、ふらつきなどの副作用が出る可能性もあります。減量や種類の変更などの対応をしますので、遠慮なく診察時にお話しください。また指示どおりに内服していれば、癖になることはありません。

大きく分けて知能検査(課題に答えて発達の特徴を知る)と、性格検査(絵を描いたり質問に答えたりして性格特性を知る)の二種類に分けられます。
事前に検査を担当する心理士が面接を行い、検査の目的をご説明したり、日常生活の問題点などを把握します。
検査室の隣にはマジックミラーで仕切られた観察室があります。子どもの検査の場合、保護者の方は実際に様子を見ることができます。
後日、検査の結果を心理士から直接ご説明するとともに、日常生活で役立つよう、わかりやすい文章で書かれたレポートをお渡しします。(所定の文書料が必要となります)
さらに、ご希望の方には継続したカウンセリングを行います。
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ご自身で気持ちを整理するため、1回あたり約40分間、カウンセラーと話をします。話の内容は日常の悩みなど、特に限定はありません。ただし医師の診察を受けていただき、カウンセリングの適否について判断させていただきます。なお、診察料の他、予約料として3,150円が必要です。

言葉での表現が難しいお子さんを対象に、遊びを通した自己表現を促すため、プレイセラピーを行っています。専用のプレイルームがあり、自由に遊ぶことができます。1回あたり約40分間です。なお、診察料の他、予約料として3,150円が必要です。
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そんなことはありません。罪を犯した人のことが大きく報道されることがありますが、それは極めて例外的なことです。私の印象では、まじめな方、純粋な方、繊細な方がたくさんいらっしゃいます。